2025年3月20日
受賞
このたび、グランフロント大阪の中核施設である「ナレッジキャピタル」が主催する第12回ナレッジイノベーションアワード(主催者公式サイト)において、化学生命工学部の山縣雅紀准教授と極限環境化学研究室の学生が推進した人工衛星プロジェクト「DENDEN-01」が、ナレッジキャピタル部門 グランプリを受賞いたしました。
ナレッジイノベーションアワードは、グランフロント大阪の中核施設である「ナレッジキャピタル」が主催し、中学生・高校生による20年後のビジネスアイデアや、ナレッジキャピタル参画者が生み出すユニークで新しい製品や活動など、分野を問わず、知の創造と共有を通じて、新たな価値を生み出す革新的な活動やプロジェクトを表彰し、広く社会に発信することを目的としています。このアワードでは、技術、デザイン、教育、ビジネス、アートなど、幅広い領域における独創的なアイデアや社会実装の可能性を持つプロジェクトが毎年選出され、特に、イノベーションという言葉から連想されやすい「技術」だけではなく、サービスやプロジェクト、アイデアなども対象にしたアワードです。
本受賞の対象となった成果である「革新的エネルギー技術実証衛星DENDEN-01」は、素材の「化学」の視点から宇宙へ挑戦し、最先端技術と実証的なアプローチを融合させた超小型衛星プロジェクトであり、将来的な宇宙ビジネスを支える基盤技術の確立を目指す技術的な挑戦にとどまらず、ナレッジキャピタルでのイベント開催等、関西地域の教育・社会への波及効果や知的好奇心を喚起する力も内包していることが評価され、最高評価のグランプリの受賞につながりました。
第12回ナレッジイノベーションアワード
https://kc-i.jp/activity/award/innovation/2024/
受賞者一覧
